◆シャンプー
<POINT>
・予洗いで汚れを落とす。
・髪ではなく頭皮を洗う。
・人によっては2日に1回でも。
シャンプーの手順をご紹介!
①最初にぬるま湯で予洗いをする
この時点で、髪に付着したほこりや汚れの7~8割は落ちます。
②手のひらに500円玉大のシャンプーをとる
必ず手のひらで泡立てなければいけないということはありません。
シャンプーは分け目のそばからつけると、頭全体になじみやすくなります。
決して爪を立てず、指の腹でやさしく頭皮を洗っていきましょう。
③額やうなじなどの生え際から頭頂部に向かって洗う
マッサージするように頭皮を持ち上げると、汚れが落ちるだけでなく、血行も促進されます。
生え際は脂分が多いので、ていねいに洗いましょう。
④洗い終わったら、しっかりとすすぐ
洗い残しがあると、かぶれたり、湿疹が出たりと、トラブルのもとになります。
確実にすすぐには、すすぎの時間を、洗っている時間の2倍かけるようにするといいでしょう。
また、このときお湯の温度が高すぎるとキューティクルが傷んでしまうので気をつけて。
⑤泡やぬめりが残っていないか、手でさわって確認する
汗が溜まって汚れやすいうえに、すすぎ残しも多いので念入りにすすいでください。
◎シャンプーの仕方おさらい♪♪
1.ぬるま湯でしっかり予洗いする。
2.シャンプーの量は、500円玉大を目安に。
3.指の腹で頭皮を持ち上げるように洗う。
4.洗い残しがないようにしっかりすすぐ。
5.首の付け根の少しへこんでいる部分もしっかりすすぐ。
シャンプーってなぜするのか?
シャンプーは、髪に付着したほこりや整髪料、頭皮にある余分な皮脂などを落とすためのものです。
ただし、シャンプーのしすぎは禁物です。
洗いすぎによって髪に必要な油分が足りなくなってしまっている人が多く、乾燥はさらなる傷みをまねきます。
ダメージヘアに悩んでいる人は、シャンプーの頻度を減らしてみると、改善する可能性が高いでしょう。
あるいは、シャンプーを使わずお湯だけで洗うと、ある適度油分を残したまま汚れを落とすことができます。
髪を洗うベストな頻度は、使っているシャンプーやその人の皮脂分泌量にもよりますが、30代以降の女性であれば、汗をかかない季節は2~3日に一回の洗髪で十分です。
女性の皮脂分泌量は、男性の半分程度。男性が毎日洗髪するとしたら、女性はその半分のペースでもよいことになります。
そもそも、日本人が現在のように頻繁に髪を洗うようになったのは、ここ30年くらいのことです。
本来はそれほど神経質に洗わなくても問題ないです。
ましてや、シャンプーでの二度洗いは、よほど髪が汚れたとき以外は不要です。
髪の乾燥を防ぐため、皮脂を取りすぎない、洗浄力の弱いタイプのシャンプーを選ぶ方法もあります。
そうしたシャンプーは、一般に「自然派」「アミノ酸系」などと呼ばれており、使いはじめると、最初の数週間は洗浄力が弱いため皮脂が残り、髪がベタベタするように感じることもあります。
しかし、慣れてくると、皮脂分泌がシャンプーに合わせて抑えられ、安定します。
そうすると、髪に適度に油膜ができて、ツヤが戻ってきます。
もちろん、体質的にオイリー肌の人、髪が短くて皮脂が行き渡りやすい人は、毎日洗ったり、洗浄力の強いシャンプーを使ったりしたほうが合うこともあります。自分の肌質や髪型と相談しながら、洗う頻度と製品を決めましょう。
お風呂に入るときは、頭以外の部位も洗いますが、その順番は、頭→顔→身体がベストです!
泡や汚れをすすぐお湯は、上から下へと流れます。
先に顔や身体を洗ってから頭を洗うと、洗い流したシャンプーの泡やリンスが身体に付着したままになってしまうこともあります。
すると、成分が毛穴をふさぎ、吹き出物などの肌トラブルにつながる可能性があります。
頭を最後に洗う場合は、お風呂から出る前に、もう一度顔や身体をお湯で流しましょう。
慌ただしい朝のシャンプーはすすぎ残しの原因に!?
時間に余裕のある夜のシャンプーがおすすめです♪
◆リンス・コンディショナー・トリートメント
<POINT>
・毛先につけて、しっかり流す。
・きしみ感がなければ使わなくてもOK。
リンスやコンディショナー、トリートメント手順のご紹介
①適量を手にとり、髪の毛先や中間部分など、傷みやすいところを中心に塗る
このとき、頭皮にすりこむことのないようにしてください。
②3~5分ほど時間をおき、全体になじませてから、しっかりと流す
髪にぬめりが残っていたほうが効果があると誤解して、あまり洗い流さない人がいますが、それはベタつきや頭皮トラブルのもとになってしまいます。
リンスやコンディショナー、トリートメントの役割ってなんだろう??
シャンプーをしっかりすすいだら、次はリンスやコンディショナー、トリートメントのうち、どれかをつけていきます。これは、シャンプーで落とした髪の油分を補うための行程です。髪は紫外線や熱、摩擦など外からの刺激によって常にダメージを受けているにもかかわらず、自ら回復する力がありません。
ダメージを受けた部分を皮脂や油分で覆い、さらなるダメージを防ぐことも大切です。
髪をコーティングする油分として一番良いのは皮脂ですが、皮脂が分泌されて髪全体を覆うまでには時間がかかるので、代わりにヘアケア製品の油分を付着させるのです。
ただし、髪が短い人や皮脂分泌の覆い人は、洗髪した後、比較的早く皮脂が行き渡るので、リンスやコンディショナー、トリートメントは必ずしも必要ではありません。シャンプー後にきしみ感がなければ、使わなくても大丈夫です。
リンスやコンディショナー、トリートメントは髪に油分を補うという意味で同じ役割を担っていますが、厳密には少し違いがあります。
リンスやコンディショナーは、髪の表面をコーティングします。一方トリートメントは、コーティングに加えて、髪の内部へ栄養成分を浸透させ、ダメージを修復させる機能があります。
健康な髪にはリンスやコンディショナーがダメージヘアにはトリートメントが向いています。
リンスやコンディショナー、トリートメントは、十分にすすいでも、髪に必要な油分までは落ちないように作られています。余分な油分を髪に残さないようにしっかりすすぎましょう!
その点、洗い流さないトリートメントは、余分につけてしまい、ベタつきをまねくこともありますので、使用量はパッケージなどで確認して使用してください!
頭皮マッサージ&ツボ押し
<POINT>
・頭皮を下から上へ持ち上げる。
・入浴中かお風呂あがりに。
頭皮マッサージの手順をご紹介!
頭皮を下から頭のてっぺんへ向かって持ち上げるように動かすお風呂に入っているときや、お風呂あがりは、皮膚がやわらかくなります。その際に、下へ引っぱられた頭皮を頭頂部へ戻すように動かし、やさしくほぐしていきましょう。シャンプーのついでに行ってもいいでしょう。
ツボ押しの手順をご紹介!
息を吐きながら指の先でゆっくり垂直にツボを押す
・耳の上側を親指で押さえ、頭頂部に中指を伸ばして、両手の中指がつながるところ。中指を立てて押す。
・髪の生え際、額の角から指1本分下のくぼみのこめかみのあたり。指の腹で3~5秒ほどゆっくりともむように押す。
・後頭部の髪の生え際にある2本の太い筋肉(僧帽筋)の両側。君の後ろから両手で頭を包み込み、親指で左右同時に頭の中心に向かって押し上げる。
健康な髪には頭皮マッサージや頭皮のツボ押しが最も大切です!!
頭頂部の皮膚は、重力によっていつも下へ下へと引っぱられています。これは、頭皮に限らず身体全体の皮膚にいえることです。
歳をとると顔にしわができますが、これも弾力を失った皮膚が下へ引っぱられるから。頭頂部は身体の中で最も地面から遠い場所にあるうえ、筋肉や脂肪がありません。その分、最も強く引っぱられているのです。
その結果、頭皮は徐々に硬くなっていきます。試しに、こめかみ辺りの皮膚と、頭頂部の皮膚をさわって、硬さを比べてみてください。頭頂部の皮膚のほうが硬くないでしょうか?歳を追うごとにこの差は顕著になります。
硬くなった頭皮の下では、血管が頭蓋骨と皮膚に挟まれ、つぶされた状態になっています。これでは血流が滞ってしまいます。すると、頭皮に必要な栄養が届かず、弱々しい髪が生えたり、髪が生えなくなったりしてきます。
頭皮マッサージで血流をスムーズにしてあげましょう。また、マッサージをするとリラックスできるので、疲労回復やストレス解消にもつながります。自律神経が整うことも髪にとってはうれしい利点です。
マッサージは一度だけ行うよりも、短時間でもいいので毎日継続して行うほうが、より効果的です。簡単で、自分が続けやすい方法を探してみましょう。
ただし、マッサージはやり過ぎると逆効果です。髪はぬれているとき、キューティクルが開き、傷みやすくなっていることは既にお伝えしたとおり。入浴中やお風呂あがりは、髪が乾いているときよりももっと、摩擦は避けたいところ。熱心にマッサージをするあまり、髪をこすってしまっていることに気づかない場合もあります。これでは、キューティクルがはがれてしまいます。過剰なマッサージは、髪だけでなく頭皮にとっても負担になります。以前、育毛剤のCMで、男性が力いっぱい頭皮を叩いているシーンがありました。しかし、そんなことをしては、よほど皮膚が丈夫な人でないかぎり、頭皮にダメージを与えてしまいます。
マッサージは、気持ちいいと感じる程度でとどめおけば十分です。念入りにしすぎると毎日続けることも困難になります。ほどほどを継続して行っていくのが、おすすめです。
頭だけでなく、肩や首のコリをほぐすことも、髪のためになります。血液は心臓から全身に送られていますが、心臓よりも高いところにある頭は、ただでさえ血液が届きにくいところ。
通り道である肩や首がこわばっていては、なおさら血流が滞ります。
マッサージはもちろん、デスクワークの合間にストレッチをするなど、普段から肩や首、全身のコリをほぐし、血行をよくしておきましょう。
ドライヤー
<POINT>
・洗髪後、早めに乾かす。
・オイルなどの整髪料をつける。
・髪ではなく頭皮にあてる。
ドライヤーの乾かし方をご紹介
①タオルで髪についた水分を吸い取る
髪をタオルの生地と生地でやさしく挟み、決して強くこすったり、引っぱったりしないでください。水がしたたらない程度に水分を取り除きます。
②中間部分から毛先にかけては、オイルなどの整髪料をつける
髪をドライヤーの熱から守りましょう。
③ドライヤーを頭から5センチほど離して髪ではなく頭皮から乾かす
指で髪を部分的に持ち上げると、頭皮が覗くので、そこに向かって風を送ります。一カ所にあてたら、すぐに次の場所へ移動し、またすぐに次の場所へ、と繰り返していき、しばらくしてまた最初の場所へ戻ってくるというように、間隔をあけながら、全体をまんべんなく乾かしていきます。髪は熱に弱いので、温風の温度が高すぎず、風量の多さで乾かしていくのがおすすめです。
髪を洗った後、いつまでも頭皮が湿っていると、常在菌が繁殖してにおいのもとになったり、皮膚がふやけてフケが出やすくなります。とくに、乾かさないで寝てしまうと、寝返りをうつたびに髪がこすれて傷みの原因に。
また、ぬれたまま髪を結んで出かけると、結んだ部分が蒸れてかぶれやすくなります。洗髪後は、早めに乾かすことが大切です。
◎ドライヤーで乾かす方法をおさらい♪♪
1.タオルでやさしく髪を挟み、水分を吸い取る。
2.中間部分から毛先にかけてオイルなどの整髪料をつける。
3.ドライヤーを頭から15センチほど離して頭皮を乾かす。
今回は、以上となります、ご一読ありがとうございました(^.^)
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<各種記事の引用元>
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・ 労災疾病等医学研究普及サイト 物理的因子疾患「職業性アレルギー性皮膚障害のアレルゲンの特定について」
・関節リウマチや、喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎(花粉症)、食物アレルギー等のアレルギー系疾患に関する厚生労働省の対策や関連情報等
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・消費者庁ウェブサイト「毛染めによるアレルギーに御注意!」の喚起ページ
・藤田医科大学 ばんたね病院 総合アレルギー科「アレルギーでお困りの皆様へ」
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