フケがでる
<POINT>
・フケのタイプを見分ける。
・洗う回数やヘアケア製品を見直す。
フケの正体は、古くなった角質です。肌は、常に古い細胞から新しい細胞へと生まれ変わっていきます。
肌の奥で生まれた細胞が、次に生まれる細胞に押し上げられるようにして表面に移動し、最終的にはがれ落
ちるまでの期間は、約28日間です。このサイクルを、「肌のターンオーバー」といいます。フケが出るのは、ターンオーバーがスムーズにできていない証拠です。
フケには、大きく分けて3つのタイプがあります。
1つは、頭皮に古い角質が溜まって出てくるもの。最もよくあるフケのタイプで、大きすぎず、細かすぎず、2~3ミリのサイズのフケです。清潔にしていないのが原因なので、単純に頭を洗えば解決します。
2つめは、「脂漏(しろう)性皮膚炎」という皮膚病の症状として出るもの。湿っていて5ミリほどの大きいのが特徴です。体質やストレス、気候の変化など、何らかの原因で皮脂分泌が過剰になることで起こります。
もともと頭皮には皮脂をエサにする常在菌が存在しています。皮脂が多いとその常在菌が繁殖し、肌が荒れます。
脂漏性皮膚炎になると、かたまりのフケが出るほか、頭皮が赤くなったり、かゆみが出たり、ひどいときは髪が抜けたりします。疑いがあるときは病院で診てもらうことをオススメします。
3つめは、シャンプーなどのヘアケア製品が合わず、頭皮が荒れてフケとなって出るもの。
このフケは1ミリほどの細かい粉のような形状です。シャンプーが皮脂を取りすぎて、頭皮が乾燥し、粉をふいているかもしれません。その場合は、洗浄力の弱いシャンプーに変えると、収まることがあります。
洗髪の頻度を減らしてみるのも1つの方法です。
髪がベタつく
<POINT>
・洗う回数やヘアケア製品を見直す。
・ビタミンCを摂る。
・紫外線を避ける。
髪がベタつくのは、油分が多すぎるということです。シャンプーで皮脂をきちんと落とせていない可能性があるので、洗い方や使用している製品を見直してみましょう。
あるいは、リンスやコンディショナー、トリートメントがきちんとすすげていなかったり、洗い流さないタイプのトリートメントや整髪料をつけすぎている可能性もあります。
心当たりがない場合は、皮脂の分泌が極端に活発になっていることが考えられます。本来、皮脂は肌を正常に保つために必要な量だけ出るものです。しかし、さまざまな要因によって、皮脂の分泌量のバランスを崩してしまうことがよくあります。まず、体調が悪いと、皮脂分泌は安定しません。疲労が溜まっていたら、十分な休息をとりましょう。また、食事のバランスが悪いと、肌の調子が狂うこともあります。
とくに、野菜や果物に多く含まれているビタミンCが不足していると、オイリー肌になりやすい傾向があります。忙しくて食事がおろそかになっている人、ダイエット中の人などは要注意。
また、季節の変わり目は、急激に変化する気候に身体がついていけず、肌の調子も乱れます。体調もかんばしくないこともあり、皮脂分泌は過剰になりやすいといえるでしょう。新しい気候に身体が慣れれば、ベタつきもおさまります。
一方、肌の乾燥がいちじるしいと、それを正常に戻そうとして、皮脂が多く出ることもあります。頭皮が乾燥しているのに髪はベタつくというときは、頭皮の保湿をすれば、解決することも。洗浄力の弱いシャンプーを試してもいいでしょう。
それから、紫外線に長時間あたっているために、皮脂分泌が盛んになってしまうこともあります。紫外線には、頭皮にそうした悪影響をもたらす一面があるので、できるだけ紫外線にあたらないようにすることも、ベタつきをおさえる手段のひとつ。日傘や帽子、頭皮専用の日焼け止めを使用するなど上手に紫外線対策をしてください。
髪にコシがなくなった
<POINT>
・乾燥対策をする。
・生活リズムを整える。
・育毛剤などの頭皮用の栄養剤を使う。
「コシがない」と感じるのは、髪が細く、柔らかくなってきているからです。
太くて丈夫な髪ほど、力強いコシがあります。
髪にコシがなくなる主な原因は「乾燥」「不健康な生活」「加齢(エイジング)」の3つです。
髪が乾燥すると、キューティクルがはがれやすくなります。
キューティクルがはがれると、内側の水分や成分が外部に漏れてしまいます。
髪を形成している組織が失われるため、髪そのものが痩せ細っていき、当然、コシがなくなってしまいます。
乾燥対策をしっかり行い、予防しましょう!
貧血や寝不足で血流が悪くなったり、ダイエットなどで身体全体の栄養が足りていないと、作られる髪が弱々しくなってしまいます。髪を生成する段階で、毛母細胞が毛細血管から十分な栄養素を取り入れることができないからです。一度、生えてしまった髪を頑丈なものに変えるのは難しいですが、生活を整え、体調管理に気をつけていれば再び、力強くコシのある髪が生えてくるようになります!
また髪は年齢とともに老化(エイジング)します。髪を生成する能力が衰えることで、生えてくる毛が弱々しくなります。とくに薄毛に向かっている髪は、弱っている段階なので細くてコシがありません。
老化は頭皮用の栄養剤の育成剤などで少しずつ進行を遅らせたり、場合によってはコシのある元気な髪を取り戻すこともできます!
髪のにおいが気になる
<POINT>
・頭皮をしっかり洗う
・気にしすぎの可能性もあります
頭皮・髪をしっかり洗えば、ニオイは落ちます!
たばこや香水などの強いにおいが髪に移って、イヤな気持ちになった方もいらっしゃると思います。
身体の外からニオイがつく場合と、身体の中からニオイがつく場合の2パターンがあります。
身体の中からニオイが発生する主な原因は、頭皮で雑菌が繁殖してしまうことです。頭皮にある皮脂が多すぎると、雑菌が繁殖し、においが発生してしまうことがあります。
そうしたときは、頭皮をしっかり洗えば落ちます。すぐに洗うことができない場合はウェットティッシュやぬれ布巾で頭皮を吹くだけでもニオイは軽減出来ます!
雑菌は高温多湿を好むので、髪を洗った後、きちんと乾かさずにいると、ニオイが出てきます。
帽子やウィッグを長時間かぶり続けるのもよくありません。汗をかきやすい夏場は特に気をつけましょう!
また頭皮にひどい湿疹が起きているときもニオイが発生することがありますが、湿疹が治ればニオイも消えていきます。
清潔にしていれば、髪のニオイに対して神経質になる必要はなく、周りの方々も気にならないと思います。
それでもだめなら皮膚科の治療
皮膚科へ行くべき症状ってどんなもの?
抜け毛、かゆみ、フケには要注意
髪や頭皮の悩みは、日々のケアや体調管理で解決できることが多いものの、治療が必要なケースもあります。
まず、一日に髪が抜ける本数が100本以上であれば、何かしら問題が隠れている可能性があります。気になるよ
うなら、シャンプーのときに排水溝にネットをはっておき、溜まった髪を数えてみましょう。もしくは、朝起きたときに、枕に髪の毛が10本以上落ちているようなら、不自然だと考えていいでしょう。男性型脱毛症や円形脱毛症が進行しているか、ほかの病気が原因で抜けているのかもしれません。
頭皮に激しいかゆみを感じるときも、診断が必要です。多少のかゆみは問題ありませんが、頭全体がかゆい、正しいヘアケアをしていても3日以上かゆみが続くなど、日常生活に支障が出るほどであれば、皮膚科で診てもらったほうがいいでしょう。
また、フケの出方にも注意しましょう。大きくて湿ったフケが出て、髪がベタついているなら、脂漏性(しろうせい)皮膚炎の可能性があります。脂漏性皮膚炎は、女性よりも皮脂分泌の多い男性のほうがかかりやすい病気です。また、手で頭皮をさわったときに、頭の一部にフケがこびりついている、かさぶたができているなど異物感があるなら、医師に相談をオススメします。
まずは皮膚科へ
髪や頭皮のトラブルは、基本的に皮膚科で治療するものです。しかし、皮膚科では治療できない病気が原因のこと
もあります。自分で判別するのは難しいので、まずは皮膚科で原因を探りましょう。
今回は、以上となります、ご一読ありがとうございました(^.^)
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<各種記事の引用元>
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・ 労災疾病等医学研究普及サイト 物理的因子疾患「職業性アレルギー性皮膚障害のアレルゲンの特定について」
・関節リウマチや、喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎(花粉症)、食物アレルギー等のアレルギー系疾患に関する厚生労働省の対策や関連情報等
・ 厚生労働省の補助事業「一般社団法人日本アレルギー学会が運営するサイト」アレルギー疾患に関する適切な情報を知れます!
・消費者庁ウェブサイト「毛染めによるアレルギーに御注意!」の喚起ページ
・藤田医科大学 ばんたね病院 総合アレルギー科「アレルギーでお困りの皆様へ」
・一般社団法人日本化粧品検定協会 Japan Cosmetic Licensing Association (JCLA)