髪の毛にも寿命がある

髪は新旧が入れ替わっています。

シャンプーやブラッシングをしたときに髪の毛は抜けます。

でも、髪の毛がなくならず、一定の量を保っているのはなぜでしょうか？

髪の毛にも寿命があります。

毛母細胞から生まれた髪の毛はどんどん成長していきますが、それもやがて寿命を迎え、自然と抜け落ちていきます。

人間の髪の毛は１０万本あるといわれていますが、１日に１００本程度は自然に抜けていくものです。

でも、髪の毛がなくならないのは、次から次へと新しい髪の毛が生えてくるからです。

新しい髪の毛が生えてくるサイクルが崩れると薄毛・髪質の悩みが増える

髪の毛の一生には、古い髪の毛が抜け、

新しい髪の毛が生えてくるというサイクルがあります。

これをヘアサイクル（毛周期）といいます。

ヘアサイクルは、成長期⇒退行期⇒休止期の３つに分かれ、

このヘアサイクルが乱れると、

薄毛・抜け毛・白髪・くせ毛などの髪質変化による髪の悩みが増えていきます。

ヘアサイクル各ステージの役割は

◆成長期（2～6年）
毛がどんどん作られる期間です。
毛量全体の90%が成長期の段階にあります。

◆退行期（2～3週間）
次にやってくるのが退行期です。
毛母細胞が衰え、髪の毛の色を決定する細胞も活動が弱まります。

◆休止期（3～4ヶ月）
名前の通り、活動が休止している時期です。
このあとの成長期がやってくる前に、古い髪の毛は抜けていきます。